炎天下の中、開催された今大会。
スタート前「ブリッツェン☆ステラ」は軽いサイクリングと回転ダッシュをして軽く身体と心肺機能に刺激を入れました。
とにかく暑い日ですので、水分補給と水を頭からかぶりながら熱中症にならないように気を付けます。
スタート前、炎天下の中待つ子供達。
できる限りテント下へ行き日影で待つ事を即すが、全員入る事が出来ず 中には炎天下の中、10分以上待つ子供の姿もあり 熱中症が心配されました。
その時は大丈夫でも炎天下の中、居る事自体が熱中症の始まりとなります。
レースを走る前にクラクラの状態になり、スタートして心拍を上げて追い込む事で早い段階で熱中症の症状になります。
暑い日はスタート時点で熱中症の発症をどれだけ遅くできるかがとても大切となります。
さて大田原市で行われたホープクリテリウム大田原クリテリウムステージ。
今回の優勝は宇都宮ステージ優勝の水上央渉(カナル)選手「ブリッツェン☆ステラ」
2位 那須ステージ優勝の廣木峻平(シュンペイ)選手「ブリッツェン☆ステラ」
4位には今年度新規加入した松本溜凪(ルナ)選手「ブリッツェン☆ステラ」
6位 古澤典(ツカサ)選手「ブリッツェン☆ステラ」
「ブリッツェン☆ステラ」から4名の選手が入賞しました。
ロードレースの基本となる集団走行技術を習得している「ブリッツェン☆ステラ」の子供達は普段から積極的に自転車の練習をしている訳ではありませんが、スリップストリームを使い先頭集団に最終局面まで食らいつき頑張りました。
先頭集団から遅れてしまった選手も、集団を作り協力しながらゴールを目指す走りを展開。
今回も安全確保の為に集団のサイドからレースを拝見しました。
スタートして後方は風の抵抗が少なくなり、行き場がなくなり横への動きが危険と感じました。
横の動きは落車の発生源となるので、注意を促したいと思います。
中盤以降は一期生を中心にレースを展開して行きますが、何度もペースが上がったり下がったりと落車しそうな場面がありました。
しかし、普段のトレーニング成果が発揮され まるで野生の勘のように無意識の中で落車を回避できていました。
また「ブリッツェン☆ステラ」の選手以外でも宇都宮、那須ステージの時よりレースをただ頑張るだけでは無く、けん制やアタックを行う場面を作り 立派な「ロードレース」を展開できていた選手がいたことをとても嬉しく思いました。
相手の動きを読みながら展開する=相手の動きを読む能力、となります。
小学生のうちに野性の勘を育み、無意識の中で相手の動きが読めるようになると将来楽しみな選手となりますね。
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