21日のトレーニングも天候に恵まれて、比較的暖かいと感じる中、
定刻通り13時からトレーニングはスタート。
先週に引き続き自転車トレーニングは一般道(大谷街道メイン)で。
いつも通り、自転車トレーニング前には陸上トレーニング。
子供達は成長期年齢。
成長期でのトレーニング方法で将来を大きく左右すると言っても過言ではない大切な時期。
将来とはスポーツ選手以前に人として強い身体を手に入れる大切な時期なのです。
人間は二足歩行が基本体制。
二足歩行での基本動作(歩く・走る・ジャンプする)を取り入れながらスクールでは
自転車以外のトレーニングにも力を日々入れています。
■トレーニング開始
①ジャパンカップでお馴染み古賀志をバックにダム一周ランニング(15分程)
②ランニング後は階段ダッシュ
③30秒程の坂ダッシュを2本
④1-2-3ジャンプ1分を2本
【目的】
①15分ランニングはアップと足腰、心肺機能、身体への衝撃を与える人間の基本動作。
②階段ダッシュは脳から脚への伝達機能向上を目的として行い、早い人ほどスプリントのかかりが良い傾向です。
③坂道30秒ダッシュ。全開で走ると自転車で使う筋肉と同じような場所がパンパンになります。瞬発系の心肺機能も向上もできます。
④1-2-3ジャンプは子供達の心肺機能と足腰の強化を含め、骨と身体の柔軟な動きを目的に開催。
ジャンプと言っても、綺麗な形で飛べてるか?
脚だけで飛んで無いかを確認しながら、身体全体で上手にバネのように高く飛べてるかを確認する事が大切です。
■自転車トレーニング開始
脚力、集団走行技術、レース指向向き等、クラス分けしてAグループ、Bグループで走行。
Aグループコーチ:鈴木真理(TRUTH BIKE)
Bグループコーチ:曽我部正道(サイクルスポーツマネージメント)
※非常時に備えて伴走車付き
【Aグループ】
大谷街道森林公園周辺を周辺を28キロライド。
集団走行技術が付いてる為、普通の大人でも楽しめるスピードで走行。
Aグループの中でも脚力差がある為、途中強い子が楽しめるように約1キロを一人で逃げて
集団はコーチが引く形で逃げ切れるか?をレース風に楽しんだりしました。
ラストは前に追いつくか追いつかないかの力勝負。
ここで一つ注意点として成長期段階ではもがく時間(レースレベル)が5分から10分以内と定め、
できるだけ長い時間追い込み過ぎないように注意が必要です。
【Bグループ】
大谷街道森林公園周辺を20キロライド。
初めはゆっくりライドで集団走行練習。
後半個々の能力を見極めながらレース走。
スタートタイムをずらしてスタートして後半追いついてからの駆け引きでレベルを調整。
最後は駆け引きやローテーションしながら展開。
途中自転車のペダルが壊れてしまい、伴走車に乗車する場面もありましたが、無事終了。
閉鎖された場所でのスラローム練習や大谷周辺での車が通りが少ない場所でのトレーニング。
当初から目標としていた、ブラウ・ブリッツェンに送り出す為(6年生)に大人のようにサイクリングする事(実力は別)は
達成できてるのかなと感じます。
それでも公道では危険が沢山あります。
日々注意をしながら安全確保でサイクルライフを楽しんで欲しいと思います。
ジュニア育成プログラム「アップ・ビーリング・システム」の詳細はこちら