唯一無二(ゆいいつむに)には、他に代わりがなくただ一つしかない、あるいは他に並ぶものがないほど程度が飛びぬけているといった意味があります。英語の ONE OF A KIND は「ユニーク」や「独特な」という意味もあるそうです。
2009 年に宇都宮ブリッツェンが創設され、そこから地域密着型プロチームが全国にどんどん広がっています。また来シーズンから、世界を目指す JCL TEAM UKYO というチームが立ち上がる動きもあります。そういった中、今季はより一層の「圧倒的な存在感」を示していきたいと思っています。ロードレースを軸とするチームですが、ロードレースで日本一はもちろん、MTB で日本一、シクロクロスで日本一、バンクリーグで日本一、地域貢献でも日本一。あらゆるバリエーションを魅せ、どこのチームにも追従させないような魅力を、どんどん発信していきたいと思っています。そういったところから、この「唯一無二」というスローガンになりました。
日本の…、いや世界のプロスポーツの中でも、唯一無二の存在になる気持ちで臨みます。
今季は宇都宮ブリッツェン初の外国人選手であるフォン・チュンカイ選手が加入し、アジアを中心としたグローバル化も図っていきますが、ローカルとしては栃木県出身の選手も多く在籍しますし、宇都宮ブリッツェンは自転車プロチームとしてはめずらしく、小学生からのサテライトチームを持っており、世界を目指す選手を育成していくことも続けていきます。この「グローバル」と「ローカル」を掛け合わせた「グローカル」というキーワードをチームは前々から掲げていますが、こちらももちろん継続することで、「唯一無二」の存在となれるのではないかと考えています。