【レポート】Tour de Taiwan 2024 Stage4 南投縣站
▼開催日
2024年3月13日(水)
▼スタート
南投縣政府
▼フィニッシュ
日月潭向山遊客中心
▼出場選手
谷 順成
フォン・チュンカイ
ジェシット・シエッラ
ルーベン・アコスタ
▼競技概要
南投縣政府~日月潭向山遊客中心 167.15㎞
出走:108名
スタート時間:10:30(日本時間)
▼レースレポート
ツール・ド・台湾のクイーンステージとなる第4ステージ。その名の通り総合順位を大きく動かすレースとなった。
コースは日本の沖縄・石垣島よりも南下し、快晴だった今日は体を冷やすための氷が必要なほど気温が上がった。南投県の県立ホールをスタートし、反時計回りに一周半して、有名な日月潭にフィニッシュする。コース断面図はちょうどひらがなの「ひ」の形のようで、スタートから徐々に上り始め、30㎞付近にある2級山岳を通過後はしばらく下り基調。再び上ってフィニッシュまで16㎞付近にある1級山岳のあと、少し下るイメージだ。
今日も3.5㎞のパレード走行が解除された直後に、アタック合戦が開始された。昨日同様、小さな逃げができては捕まるが繰り返されるうちに、最初の山岳ポイントへの上りに入ってしまった。上りながら集団はばらけたが、KOMを通過するときはほぼ1つに。その下りで2名がアタックをしかけ、それに3人が追いついて5人の逃げになったところで、集団が落ち着いた。今日は30分ほどで落ち着いたこととなる。
その5人の逃げは最大2分30秒ほどまで差を広げたが、残り31㎞付近、2回目の山岳ポイントである1級の上りに入ったところで集団に追いつかれた。その集団には宇都宮ブリッツェンのジェシット・シエッラとルーベン・アコスタの姿が。
集団からさらに単独で飛び出したのが、前日までに総合3位につけていたCOBO CAYON Ivan選手(EQUIPO KERN PHARMA)だった。フィニッシュまで23㎞、KOM2の1級山岳まで7㎞の地点だった。
総合3位の選手が単独逃げを図ったのはやはり見逃せず、アコスタは他1名の選手と一緒にCOBO選手を追う。それがきっかけで集団は小さくなり、KOM2で16名ほどがCOBO選手に追いついた。
小さくなった集団は、下りで少しばらけるが、平坦基調になると1つに。また4名の選手が飛び出るが、総合2位につけていた小石悠馬選手(JCLチーム右京)が含まれていたため容認はされず、フィニッシュ手前250mで捕らえられ、集団スプリントとなった。ただし、最後はコースプロファイルからは読み取れない短い上り坂が待っており、昨年までヴィクトワール広島に在籍していたBETTLES Carter選手(ROOJAI INSURANCE)が優勝した。集団スプリントでの勝利は信じられないとBETTLES選手は言っていたが、日本でも独走勝利が多かったことからもわかるように、地脚の強い選手にとっては最後の上りが味方をしてくれたようだ。
シエッラとルーベンは集団最後尾でフィニッシュし、ステージ16位と17位に。ステージ勝利まであと一歩のところではあったが、この小集団に残ったことは価値があり、ルーベンの総合順位は22位から12位に浮上した。逆にこの集団に乗れなかった総合リーダーのHOLLYMAN Mason選手(Israel - Premier Tech)は16位まで総合を下げた。シエッラ選手のアシストもあり、宇都宮ブリッツェンは最低限の結果を残すことができた。
ルーベンの総合タイムはトップと21秒差。単純計算するのは間違いかもしれないが、スプリントポイント2回をトップ通過してボーナスタイム6秒を得れば、トップ10に入れる差だ。勝負は最後までわからない。まずは総合トップ10入りを目指し、もちろんステージ勝利も狙い、明日の最終日を迎えたい。なお、フォン・チュンカイも谷順成も時間内にフィニッシュしており、4人で第5ステージのスタートラインに立つ。
【ルーベン・アコスタ選手のレース後コメント】
今日のステージは、最後の山岳頂上を先頭グループでクリアして総合成績を上げる為に臨んだ。フォンに登りの入り口でサポートしてもらい、良い位置で登りに入ることが出来た。山頂手前でアタックしてみたけど抜け出すことが出来ず、その後はジェシットにサポートしてもらい前方でゴール出来たが、苦しいステージだった。
▼4th STAGE リザルト
1位 BETTLES Carter(ROOJAI INSURANCE) 3h55’39”
2位 DARBELLAY Valentin(CORRATEC VINI FANTINI)+0’00”
3位 BLACKMORE Peter Joseph(Israel - Premier Tech) +0’00”
16位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン) +0’08”
17位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン) +0’08”
86位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +10’01”
91位 フォン・チュンカイ(宇都宮ブリッツェン) +11’07”
DNS 武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)
▼総合
1位 COBO CAYON Ivan(EQUIPO KERN PHARMA) 11h54’41”
12位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン) +0’21”
※全リザルトは下記のURLからご確認ください。
https://www.tourdetaiwan.org.tw/Registration/NewsAjax.aspx?set=9212
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