【レポート】Tour de Taiwan 2024 Stage 1
▼開催日
2024年3月10日(日)
▼会場
台北シティーホール前
▼出場選手
谷 順成
フォン・チュンカイ
ジェシット・シエッラ
ルーベン・アコスタ
武山晃輔
▼競技概要
台北市街地周回コース 10.4km × 8周 総距離:83.2km
出走:119名(24チーム)
天気:晴れ
スタート時間:9時00分
▼レースレポート
Tour de Taiwan(ツール・ド・台湾)はアジア最大のサイクルショー「台北国際自転車展」に合わせて開催され、40年以上の歴史を持つ国際ロードレースだ。初日に台北市をスタートし、高雄市まで5日間に渡る全5ステージで争われる。上位入賞すればUCIポイントも獲得できる大会。現地での宇都宮ブリッツェンの呼び方は「日本宇都宮隊」になっている。
全24チームが参戦し、日本からは他にSparkle Oita Racing Team(日本火花隊)、JCL TEAM UKYO(日本右京隊)がエントリーしている。
宇都宮ブリッツェンのメンバーは8日に現地へ出発。プレスカンファレンスでは、地元出身のフォン・チュンカイが「宇都宮ブリッツェンとして良い成績を残したい。厳しい登りのステージもあるが、宇都宮、タイのトレーニングの成果を発揮したい」と意気込みを語った。
また、台北国際自転車展ではMERIDAブースでのスペシャルトークショーに出演(インスタライブをアーカイブで公開中)。サイン会も行い、台湾のサイクリストたちに赤いジャージをアピールしている。
初日は台北市街地を利用したクリテリウム。ハイスピードな展開が予想されるド平坦の戦いだ。現地では「加油!(頑張れ)」の声援が選手の耳に届き、スタート直後はパレード走行で沿道に集まった台北市民に手を振って応えていた。
いざリアルスタートになると、早速アタック合戦が始まった。まだフレッシュな脚の選手たちは次々と攻撃を繰り出すが、そう簡単に逃げは決まらない。数名がエスケープできたかと思えば、程なくして捕まってしまう。
そんな展開が続く中で、2周目に。20名ほどの大きな集団落車が発生する。宇都宮ブリッツェンは谷順成と武山晃輔が巻き込まれてしまい、武山は左肩を負傷。ジャージも破れ、肩が露出するほどで、残念なことにバイクを降りることになってしまった。谷は復帰することができた。
残り40kmを切って、集団からは5名がエスケープに成功。5名の内1名は日本人選手で、JCL TEAM UKYOの岡篤志選手だ。宇都宮ブリッツェンの残った4名はメイン集団をキープして展開をうかがう。岡選手は3回目のスプリントポイントを1位通過。
先頭5名は懸命に逃げ続けるが、一時は1分以上離れた後続とのタイム差も残り15kmで40秒まで詰められる。残り3kmになると20秒まで縮まり、集団スプリントにしたいメイン集団のスピードは益々速くなる一方だ。集団はイタリアのTeam Polti Kometa、スペインのEquipo Kern Pharmaなど欧州チームが強烈に牽引する。
最終コーナー手前で5名は吸収され、大集団によるスプリント合戦に勝負の行方は持ち込まれた。スプリンターの力比べとなった争い。最初にフィニッシュラインを走り抜けたのはイスラエル人のItamar EINHORN選手(Israel - Premier Tech)だった。日本人選手最高位は沢田桂太郎選手(Sparkle Oita Racing Team)で、宇都宮ブリッツェン最高位はフォンの25位。
2日目は山岳ステージ。武山のリタイヤは痛手だが、山を得意とする谷を中心にチーム一丸となって戦いたい。
【西村監督のレース後コメント】
序盤からコロンビアペアのジェシットとルーベンには積極的に逃げにのってボーナスタイムを少しでも獲得するように伝えた。中盤で決まった5名のエスケープを見逃してしまい、ボーナスタイムは獲得ならずだったが、レース後にジェシットとルーベンと会話をしたが調子は悪くないと言っていたので、明日からの山岳ポイントを含むステージに期待したい。
最後のゴールスプリント勝負に挑んだフォンは、位置取りが上手くいかずに埋れてしまい、勝負に絡むことが出来なかったが、次戦のスプリントシーンではチームメイトとの連携で勝負に挑みたいと思う。2周目で落車に巻き込まれた武山のリタイヤは本当に残念だが、まずは身体の回復を最優先に、日本に戻ってからの復帰戦に期待したい。
▼リザルト
1位 Itamar EINHORN(Israel - Premier Tech) 1h39’13”
2位 マッテオ・マルチェッリ選手(JCL TEAM UKYO) +0:00
3位 Manuel ANIORTE PEÑALVER選手(Team Polti Kometa) +0:00
25位 フォン・チュンカイ(宇都宮ブリッツェン) +0:00
87位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン) +0:00
101位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +0:00
103位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン) +0:00
DNF 武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)
※全リザルトは下記のURLからご確認ください。
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