ツール・ド・北海道2023(UCI2.2) 第1ステージ
▼開催日
2023年9月8日(金)
▼スタート
旭川市総合防災センター(北海道旭川市東光27条8丁目99−14)
▼フィニッシュ
十勝サホロリゾート(北海道上川郡新得町狩勝高原)
▼出場選手
阿部嵩之
谷 順成
沢田 時
小野寺 玲
本多晴飛
▼競技概要
旭川→美瑛→富良野→十勝サホロリゾート 総距離174km
出走:94名(19チーム)
スタート時の天気:晴れ
スタート時間:9:30
▼レースレポート
シーズン後半戦の最初の大一番となるUCI公認レース「ツール・ド・北海道」(UCIクラス2)が3日間の日程で始まった。今年は旭川を南下し、帯広、北見と、大雪山を反時計回りにするようなレイアウトで、総距離532㎞。海外チームは5チームだが、アメリカ籍のEFエデュケーション・NIPPO ディベロップメントチームは、昨年覇者の門田祐輔選手を含む全員日本人で参戦。その他国内プロチームが7チーム、北海道選抜が1チーム、加えて、この大会は若手育成にも力を入れているため、大学チームが7チームと、他の国際大会に比べて多いのが特徴だ。
宇都宮ブリッツェンは昨年、この大会でステージ優勝を遂げた谷順成を筆頭に、阿部嵩之、沢田時、小野寺玲、本多晴飛の5名という布陣。水曜日から北海道に入り、大会前日は第1ステージのコースを下見し、万全の態勢で今日を迎えた。
谷は今年からのチームへの加入。昨年のステージ優勝者に期待が掛かるが、「優勝したとはいえ、チームの力で勝たせてもらったようなもの」と謙虚な谷。「でも、昨年と同じように、今度はこの宇都宮ブリッツェンのチーム力で、ステージ優勝をしたい」と、チームキャプテンとして今年の勝利を誓った。
気持ちのいい快晴の中、レースは9時半にパレードランがスタート。アクチュアルスタートが切られてからは、アタック合戦の応酬が続く。レース前に「上りが厳しく、3日間の中で最もタイム差がつくステージ」と谷が語ったが、69.8km地点に設定された1級山岳である十勝岳の前に、総合タイム差をつけたい選手と、それを擁するチームがふるい落としに掛ける。
チームからはツール・ド・北海道初出場の本多が遅れ始める。スタート前から体調が思わしくなかったが、平坦でも遅れるほど、その悪化が見て取れた。
十勝岳へ向かうメイン集団は25名ほど。その中にチームからは谷、沢田、小野寺が残る。3名とも総合上位を狙える上に、今日のフィニッシュは谷が得意な上り基調のレイアウトだ。沢田も、直前に個人合宿で高地トレーニングを積んでおり、過去一番の調子の良さで1週間前のMTB白馬岩岳を優勝。このコースでもステージ優勝をする可能性は充分ある。
十勝岳の上りでは、昨年覇者の留目選手を含む6名ほどが先行するものの、宇都宮ブリッツェンの3名は余力を残してメイン集団で山岳ポイントを通過。
その下りでアクシデントが起こった。後続グループで大きな落車発生。宇都宮ブリッツェン 選手達は難を逃れたものの、大けがを負った選手もあったため、レースが一時中断。その後、大会側の判断でレースがキャンセルに。また、続けて第2ステージ、第3ステージも中止の発表があり、ツール・ド・北海道2023は幕を下ろすこととなった。
負傷した選手は共に戦っていた仲間でもある。無事を祈るばかりだ。
【監督・西村のレース後のコメント】
レース開始直後からアタック合戦の応酬となり、激しいレース展開となったが、その中でも、小野寺、谷、沢田の3名がうまく対応して、コンディションの良さを見せてくれた。最大の難所である十勝岳でも、「前から遅れないように」という指示の通り、その後展開があったとしても、対応できる余力を残して十勝岳に入ってくれたと思う。
明日に関しては、まずはオーガナイザーからの連絡を待つが、もしレースが開催されれば、全力で勝ちを取りにいくだけ。このあと自分たちにできるのは、明日のレースに向けての準備をすることだが、まずは負傷した選手の方々の無事を心から祈っている。
※上記のコメントは大会中止が発表される前のコメントとなります。
▼第1ステージリザルト
レースキャンセルのためリザルトはなし
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