第38回シマノ鈴鹿ロード レースクラシック 男子エリート
▼開催日
2023年8月20日(日)
▼開催地
鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市稲生町7992)
▼出場選手
谷 順成
阿部 嵩之
フォン・チュンカイ
堀 孝明
沢田 時
小野寺 玲
本多 晴飛
▼競技概要
鈴鹿サーキット 1周5.807㎞ × 10 = 総距離58.07㎞
出走:138名
スタート時の天気:晴れ
スタート時間:14:59
▼レースレポート
前日のチームタイムトライアルでは見事トップタイムを叩き出し、2連覇と念願の今季初優勝を手に入れた宇都宮ブリッツェン。伝統あるクラシックロードでも小野寺玲の2連覇がかかっている。昨年は混戦のスプリント争いを制した小野寺玲の熱い走りに期待がかかった。
キャプテンの谷順成はレース前に「このレースはスプリント勝負になる可能性が高い。小野寺選手をしっかり導いて勝つことが第一目標。逃げ切りも可能性はゼロではない。積極的に動いて、逃げ切りでも戦えるようにしたい」と語り、シマノ鈴鹿ロードでの勝利を目指した。
鈴鹿サーキットの国際レーシングコース約5.8kmを反時計回りで10周する本レース。総距離約58kmと短期決戦になるため、スタート直後から選手たちは活発に動き、岡篤志選手(JCL TEAM UKYO)、新城雄大選手(KINAN Racing Team)、小林海選手(マトリックスパワータグ)、石上優大選手(愛三工業レーシングチーム)と有力選手が小さな逃げ集団を形成したが、メイン集団はそれを許さない。
宇都宮ブリッツェンは小野寺が積極的に前に出て集団をつなぎ、一つになった中で他チームの動きに注意を払う。阿部嵩之、本多晴飛もそれに続き、小野寺を援護するように前方でペダルを回す。
5周を終え、残り半分の時点で集団が割れた。阿部、本多を含む11名が抜け出しに成功し、後続とのタイム差を広げ始めた。宇都宮ブリッツェンにとっては逃げに選手を送り込めたことで、スプリンター小野寺の脚力を温存できる展開がやってきた。だが11名には、JCL TEAM UKYOの小石祐馬選手と岡選手、マトリックスパワータグのホセビセンテ・トリビオ選手ら強力なメンバーが含まれているため油断はできない。逃げ集団は後続に1分ほどタイム差をつけた。
残り2周となり、先頭から3名が仕掛けた。JCL TEAM UKYOの小石選手と岡選手、愛三工業レーシングチームの鈴木譲だ。今季活躍著しいJCLの2選手とベテランをこのまま行かせてはならぬと、阿部たちも必死に追走する。ファイナルラップでは岡選手が単独アタックを見せたが、背後からメイン集団が迫ってきていた。
フィニッシュを目前とした最終コーナーで岡選手が吸収されると、そのまま大集団によるスプリント合戦だ。メイン集団で待機して虎視眈々と狙っていたのだろう、スプリンターをそろえるSparkle Oita Racing Teamがここで一気に爆発した。沢田桂太郎選手、黒枝咲哉選手によるワンツーフィニッシュを成し遂げた。
宇都宮ブリッツェンは小野寺の4位が最上位となった。2日連続の勝利こそ逃してしまったが、レースでは”赤い稲妻”の存在感を十分に見せつけた。シーズン後半戦は10月に宇都宮で開催される「JAPAN CUP」も控えている。宇都宮ブリッツェンの反撃に期待しよう。
【小野寺玲のレース後のコメント】
短距離でハイスピードの難しいレース展開だった。序盤に決まった逃げにチームから誰も乗っていなかったから自分でブリッジして、結果的に逃げはつぶれたが(自分の)脚を削ってしまった。その連携がうまくいかなかったが、フォン選手らとスプリントできる位置まで持っていったが力が及ばなかった。だが自分の調子、手応えはつかめた。後半戦は連戦が続くが、十分に勝ちに行ける力があるとチームとしても確認できたと思う。
▼リザルト
1位 沢田桂太郎 (Sparkle Oita Racing Team) 1:14:53
2位 黒枝咲哉 (Sparkle Oita Racing Team) +00:00
3位 佐藤健(愛三工業レーシングチーム) +00:00
4位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) +00:00
20位 沢田時 +00:01
21位 谷順成 +00:01
25位 フォン・チュンカイ +00:02
DNF 阿部嵩之
DNF 本多晴飛
DNF 堀孝明
※全リザルトはこちら
https://matrix-sports.jp/lap/result.php?evt=230820_Ssuzuka&ctg=040-1
© 2008 - 2025 CYCLE SPORTS MANAGEMENT Corp. All Rights Reserved.
No reproduction or republication without written permission.
本サイトで使用している文章・画像等の無断での複製・転載を禁止します。