▼レースレポート
モータースポーツのレースで有名な鈴鹿サーキットにて、夏の風物詩とも言えるシマノ鈴鹿ロードが今年も開催された。ファンライドから本格的なレースまで、様々なカテゴリーのレースやイベントが行なわれる"自転車の"祭典で、初日の今日はチームタイムトライアルに、宇都宮ブリッツェンから谷順成、阿部嵩之、小野寺玲、本多晴飛の4名が出場した。
昨年、このチームタイムトライアルと翌日のロードレースで優勝をして、まさに完全勝利を遂げた宇都宮ブリッツェン。ディフェンディングチャンピオンとして、事前に4人でのチームタイムトライアル練習を積んできた。キャプテンの谷がレース前に言う。
「僕自身は初めての出場。歴史があり、選手の中には『子どもの頃初めて出たレースがシマノ鈴鹿』という人も多い。その有名な大会に出ることができて嬉しく思う。昨年はタイムレコードでこのチームタイムトライアルを優勝し、そのときのメンバーである阿部選手と小野寺選手がおり、そこに本多選手と僕が加わる。4人で力を合わせ、記録を更新できるように走りたい」
この谷の言葉通り、宇都宮ブリッツェンは常にトップのラップタイムを刻み、鈴鹿サーキットを走り抜けた。