▼レースレポート
トラックレース対抗戦「JCL BANK LEAGUE 2023」(以下バンクリーグ)の宇都宮ステージが宇都宮競輪場で開催された。夕方から開催するバンクリーグは、レース中盤からスポットライトを浴びて走るナイトレースになる。スタンドのファンたちはうちわを片手にいつもと違ったレースを楽しんだ。
バンクリーグでは「3ポイントゲーム」と、バンクで行うクリテリウム「ロードスクラッチ」の2種目で行う。3ポイントゲームは1チーム3名で構成し、2チームが同時に出走。3周目以降の奇数周にスタートラインをトップ通過したチームがポイントを獲得し、3点先取したチームが勝利する(1レースで1選手が獲得できるポイントは2点まで)。
今年から導入されたロードスクラッチは1チームから4名が出走し、宇都宮競輪場を20周回する10kmのレースを実施するものだ。ゴール順位により、1位6点、2位3点、3位1点が与えられ、チームに加算される。バンクリーグでは3ポイントゲームとロードスクラッチの合計獲得ポイントが高いチームが優勝する。
今回、宇都宮ブリッツェンには競輪S級1班で活躍する坂井洋が加入。バンクを走り慣れた坂井と、小野寺玲、阿部嵩之、沢田時、中村魁斗、本多晴飛の6名がチームワークで大会を盛り上げる。
宇都宮ステージには、さいたま那須サンブレイブ、レバンテフジ静岡、KINAN Racing Team、そして宇都宮ブリッツェンが参加。3ポイントゲームは総当たり戦で全6レースが行われるが、ここでは宇都宮ブリッツェンの3レースを紹介する。