ディフェンディングチャンピオンの沢田はゼッケン1番をつけてスタート。スタートは予定通り決まり、ホールショットを取るが、3周回目の上り区間で、周囲の動きについて行けず酸欠状態に。短いレースではリカバリーが難しく、4、5位辺りまで後退。その後はどうすることもできず、トップと約50秒遅れの5位でフィニッシュした。
ロードレースの練習仲間にも恵まれ、MTBの練習もダートコースへ気軽に行ける環境に移ってきた沢田。宇都宮ブリッツェンの選手として臨む初のMTB全日本選手権は、「自分に期待をしいただけに、正直、ガッカリなリザルトだ」と言うが、全日本選手権は「優勝以外は意味がない」というレースで、それ特有の難しさがある。出し切って走った結果を、次のレースにつなげていきたい。
明日はXCOのレース。三連覇というプレッシャーから解き放たれ、「このままでは追われない」という強い気持ちでスタートに立つ。