第23回ツール・ド・熊野2023(UCIアジアツアー2.2)ステージ2
▼開催日
2023年6月4日(日)
▼スタート&フィニッシュ
くじら浜公園(和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2)
▼出場選手
阿部嵩之
フォン・チュンカイ
沢田時
谷順成
小野寺玲
本多晴飛
▼競技概要
くじら浜公園~駐在所~漁港ふれあい広場~平見台公園~
太地小学校~道の駅たいじ~くじら浜公園
パレード区間700m、9.8km+10.5km × 9周 総距離:104.3km
出走:96名(17チーム)
スタート時の天気:晴れ
スタート時間:10:00
▼レースレポート
2日間で行われるツール・ド・熊野。ステージ2となる「太地半島周回コース」は熊野灘沿いの和歌山県太地町が舞台となり、2023年は過去のコースとは違う新ルートが用意された。文字通り太地半島を周回するルートは起伏に富み、テクニカルな下りも多く厳しい展開が予想される。だが前日と同様の快晴に恵まれ、くじら浜公園周辺の沿道には応援に駆けつけた地元住民の姿も多かった。
レース序盤は前日に逃げ切り勝利で黄色のリーダージャージを獲得した山本大喜選手を擁するJCLチーム右京が主軸となり、アタックが起こるたびにチェックを入れる。この日はスプリントポイントが2周目と5周目の完了時点に設けられ、各スプリントポイントを上位で通過すればボーナスタイムが獲得できる。宇都宮ブリッツェンは個人総合6位のキャプテン・谷順成の順位を少しでも上げるべく、メイン集団で様子をうかがった。
最初のスプリントポイントで谷は惜しくもスプリントに絡めず、次の機会を待つ。3周目に入ると愛三工業レーシングチーム勢が先頭でペースを作り出し、道幅の狭い区間で攻撃を仕掛けてきた。集団は長い棒状となり、後方では遅れも発生していた。周回を重ねるごとにレースは活性化し、サバイバルレースに。宇都宮ブリッツェンは阿部嵩之が集団前方で目を光らせ逃げに備えていたが、2回目のスプリントポイントに向けて上がってきたのは小野寺玲だ。ジャンバルジャムツ・セインベヤール選手(トレンガヌ・ポリゴン・サイクリングチーム)に次ぐ、2番手でスプリントポイントを獲得した。谷は8番手で通過した。
スプリントポイント後に山本元喜選手(キナンレーシングチーム)が単独で逃げを決めた。前日は60位でトップから6分遅れ、後続も容認したのか一人旅が始まったが、そこにチームメイトのトマ・ルバ選手が合流。キナン2名の新たなエスケープとなり、7周目を終えて後続に35秒までリードを広げた。
集団はファイナルラップ突入時点で先頭2名とのタイム差は48秒。宇都宮ブリッツェンも集団の牽引に加わると、じわじわと差は縮まる。しかし前日に逃げ切ったJCLチーム右京の2名のようにキナン勢も粘りを見せ、そのままワンツーフィニッシュを成し遂げた。1位は山本元喜選手となった。
3位以降はスプリントとなり、宇都宮ブリッツェンは小野寺の11位が最高位。個人総合での宇都宮ブリッツェン最高位は谷の11位となった。個人総合時間賞は昨日2位、ステージ2は21位の岡篤志選手(JCLチーム右京)が獲得。チームメイトで昨日1位の山本大喜選手がパンクで遅れ、同タイムだが30位になったため順位が変動した。
【谷順成のレース後のコメント】
今日は予想通り、3位以下が混戦のためスプリントポイントが2回とも激しく動き、僕たちもトライしたがスプリントに強い選手に先行された。最後は集団ゴールで運に任せる形になったが、チームメイトが自分のために動いてくれた。自分が中間スプリントで決めきれなかったのが悔しい。
ツアー・オブ・ジャパンと熊野、自分自身いい状態で来れたし、チームもしっかり成長できた。まだ宇都宮ブリッツェンは全日本のロードは獲っていないので、今年のメンバーで自分が獲る気持ちで臨みたい。しっかり準備したい。
【西村監督のレース後のコメント】
激しいレースになった。谷がスプリントポイントでボーナスタイムを獲得できるようトライしたが、谷と総合同タイムの選手が獲ることになった。
選手個々の力も、チーム全体の力も上がった。団結力もよくなり、成長できた大会になった。全日本は優勝目指し、宇都宮ブリッツェンからチャンピオンが生まれるようにチーム一丸で頑張りたい。
▼リザルト
1位 山本元喜(キナンレーシングチーム) 2:31:27
2位 トマ・ルバ(キナンレーシングチーム) +00:00
3位 ゲオルギオス・バグラス(マトリックスパワータグ) +00:26
11位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) +00:26
17位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +00:26
26位 沢田時(宇都宮ブリッツェン) +00:26
35位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +02:51
DNF フォン・チュンカイ(宇都宮ブリッツェン)
DNF 本多晴飛(宇都宮ブリッツェン)
▼ステージ2終了後の個人総合成績
1位 岡篤志(JCLチーム右京) 2:31:27
2位 山本大喜(JCLチーム右京) +00:00
3位 ジャンバルジャムツ・セインベヤール(トレンガヌ・ポリゴン・サイクリングチーム) +00:33
11位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +00:36
19位 沢田時(宇都宮ブリッツェン) +01:37
20位 小野寺 玲(宇都宮ブリッツェン) +02:05
34位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +08:10
▼各賞成績績
個人総合時間賞:岡篤志(JCLチーム右京)
個人総合時間賞U23賞:山田拓海(EFエデュケーション・NIPPO・ディベロップメントチーム)
山岳賞:山本大喜(JCLチーム右京)
ポイント賞:山本元喜(キナンレーシングチーム)
団体総合時間賞:JCLチーム右京
※本日のレースリザルトは下記のURLからご確認ください。
https://www.tourdekumano.jp/results/
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