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2022/12/18 レース

【レポート】JCX series 第7戦 カンセキpresents2022宇都宮シクロクロス Day2(UCI2)

JCX series 第7戦 カンセキpresents2022宇都宮シクロクロス Day2(UCI2)

▼開催日

2022年12月18日(日)

▼スタート&フィニッシュ

道の駅うつのみやろまんちっく村(栃木県宇都宮市新里町丙254

▼出場選手

小坂 光

▼競技概要

道の駅うつのみやろまんちっく村特設コース12.8

出走:77名

天気:晴れ

スタート時間:14時10分

▼レースレポート

 

前日のday1に引き続き、道の駅うつのみやろまんちっく村にて、JCX series 7戦 カンセキpresents2022宇都宮シクロクロス Day2UCI2)が開催された。

 

初日を3位表彰台で終えた小坂光は、「今日はスタートからしっかり先頭争いに加わり、最後まで勝負できるようにと思っている」と、意気込みを語る。前夜は予報通り雨が降ったが、「今日は風が強く、すっかり乾いている。コースコンディションは昨日とあまり変わらないので、バイクセッティングも昨日と同じでいく」と小坂。前日の疲れも残っていたようだが、「今日は出し切って頑張ります。昨日も皆さんの応援が力になったので、たくさんの応援をお願いします」と、笑顔でレース前準備を進めた。

 

宇都宮シクロクロスは、砂、泥、芝、砂利、キャンバー、シングルトラック、直登、シケイン…などなど、テクニックを要するセクションが多いのが特徴だ。国内屈指のコースの上に、小坂にとってはチームの本拠地。また、宇都宮市役所職員の顔を持つ小坂には、多くの知人、友人、チームメイトの応援もあった。さらに、全日本チャンピオンジャージでこの宇都宮シクロクロスを獲ることが今季の目標。小坂はたくさんの想いを胸に、今日のスタートラインに立った。

 

1410分、号砲が鳴る。優勝候補たちと最前列からスタートする小坂。しかし、すぐに不運に見舞われる。スタート直後の先頭争いで、わずかに行く手を阻まれた小坂は、右側へ大きく態勢を崩す。そのまま右肩を地面に強く打ちつけ、うずくまり、リスタートしようにも右肩を上げると激痛が走る。このまま続行は不可能と判断し救護室へ。残念ながら、小坂の宇都宮シクロクロスは、ここで終わった。

 

チームカーで病院へ向かう途中、「たくさんの方が応援に来てくださったのに、本当に悔しい」と無念を口にする小坂。来月には2連覇のかかる全日本選手権もある。しかも、「今日は出し切って頑張ります」とコメントしているだけに、スタート直後のリタイアは不完全燃焼そのもの。

 

病院でレントゲンでの診察結果は上腕骨の骨折。ひびが入った状態という。しばらく安静が必要だが、「全日本選手権に向けて、焦ることなく、前向きに調整したい」という小坂の想いに、チームとしても全力のサポートをしていきたい。

 

 

【小坂選手のレース後コメント】

昨日のレースで手応えがあったので、今日はより高いモチベーションで会場入りした。たくさんのサポーター、そしてチームメイトも会場に来てくれたので、その期待に応えたい一心だった。落車したシーンを振り返ると、前方選手がラインを切り替えた際に、うまく回避することができなくて、車輪が交差し、バランスを崩して転んでしまった。病院での検査結果で骨にひびが入っていることがわかり、しばらく安静が必要となった。来月の全日本選手権に向けて焦る気持ちもあるが、前向きに調整していきたい。

▼リザルト

1位 織田 聖(弱虫ペダル)

2位 沢田 時(ブリヂストンサイクリング)

3位 副島 達海(大阪産業大学)