▼レースレポート
JCX series第3戦となるラファ+弱虫ペダル スーパークロス野辺山が、長野県野辺山の滝沢牧場で開催された。シクロクロスシーンでは、「今年は野辺山行く?」といえばこの大会を指すほどで、土日の2日間、エリートだけでなくホビーレースも併催され、お祭り的な楽しみも含んだビッグな大会である。
ゼッケン1、全日本チャンピオンジャージに身を包んだ小坂は、スタートでホールショットを取り、そのまま周回を重ねる。小坂の1周7分というラップタイムを受け、レースは9周回に決定。残り7周回で織田聖選手(弱虫ペダル)に先頭を明け渡すが、織田選手が途中でパンク。小坂はこのコースを試走した際、「小石が多く、パンクのリスクが高い」とコメントしていたが、まさにその通りであった。一時は小坂先頭で進むも、残り4周回目の上りで織田選手が前に。小坂は少しずつ遅れを取っていくが、間に周回遅れの選手が入ってきたのも不運であった。タイム差は15秒、20秒と開き、そのまま織田選手が先頭ゴール。小坂は2位となったが、ゴール後「今日は脚の調子が良かった」とすぐにコメントするほどで、明日の2日目に弾みをつける結果となった。