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2022/08/21 レース

【レポート】第37回 シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子

第37回 シマノ鈴鹿ロードレース クラシック 男子

▼開催日

2022年8月21日(日)

▼スタート&フィニッシュ

鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(三重県鈴鹿市稲生町7992)

▼出場選手

増田成幸、阿部嵩之、堀孝明、小野寺玲、中村魁斗、貝原涼太、及川一総、宮崎泰史

▼競技概要

鈴鹿サーキット 国際レーシングコース周回5.807km x 10 laps 総距離:58.07km 出走:127名 天気:曇り スタート時間:15時00分

▼レースレポート

前日のチームタイムライアルに続き、国際レーシングコース約5.8kmを反時計回りで10周するワンデーロードレース。JCF公認大会で来年の全日本選手権の申込資格が上位30名までに与えられる重要なレースだ。

宇都宮ブリッツェンは序盤からアグレッシブな仕掛けを見せる。まずは宮崎泰史がスタート直後にアタック。すぐに捕まりはしたが、2周目には集団が諦めるほどの力強い逃げも形成した。その後は4周目に阿部嵩之が、5周目には小野寺玲がアタックをしかけ、6周目に真打ち登場、増田成幸が飛び出し、そこに風間翔眞選手、天野壮悠選手(以上シマノレーシング)、花田聖誠選手(キナンレーシング)、小林海選手(マトリックスパワータグ)が加わり、今レース最も強力な逃げとして周回を重ねる。

一時は32秒まで開いた増田たちの逃げも、集団スプリントに持ち込みたいチームの引きにより9周回目で吸収されたが、その後も宇都宮ブリッツェンは攻撃の手を緩めることなく、アタックに反応した。

集団全体がスプリント体制に切り替えた残り2㎞。愛三工業レーシングチームが集団前方を固めていたところに、ブリッツェン列車が突入。残り100mで放たれた小野寺玲が、レイモンド・クレダー選手(チーム右京)の猛追をかわし、0.01秒差で集団スプリントを制した。前日のチームタイムトライアルに続いての優勝。また、8月頭のJCL大分大会に続き完全勝利を挙げた。

【小野寺玲のレース後コメント】

今日はフリーで、楽しくレースできればいいなと思っており、まさかこんな形で気持ちよく勝てるとは思っていなかったので嬉しい。アベタカさんと2人になってしまい、上りスプリントだし、誰かのアシストになってしまわないかと思いながらもがき始めたが、思いのほか伸びた。ゴールのときに確信が持てず、何もポーズできなかったのが残念(笑)

【清水裕輔監督のレース後コメント】

特に作戦はなく、各々がやりたいようにしてもらった。最後はゴールスプリントになったが、各自がやるべき仕事を連携させて、最後、小野寺のスプリントに繋いでくれた。チームの勝利。小野寺は今年、ロードレースで勝てるよう練習を積んできているので、今日の勝利も自脚がついてきたことの証。コンディションがいい状態で現地入りし、久しぶりに8名の出走でみんな気合を入れてきた。チームのモチベーションは高かった。

▼リザルト

1位 小野寺玲(宇都宮ブリッツェン) 1:13:10.97

2位 レイモンド・クレダー(チーム右京) +00.01

3位 吉田隼人(マトリックスパワータグ) +00.09

5位 貝原涼太 +00.48

63位 増田成幸 +05.15

66位 阿部嵩之 +05.89

79位 中村魁斗 +11.24

82位 及川一総 +15.33

84位 宮崎泰史 +47.34

87位 堀孝明 +44.53

※全リザルト

http://www.shimano-event.jp/result/22suzuka/040-1.pdf