【第3レース】
Team UKYO SAGAMIHARA vs 宇都宮ブリッツェン
阿部、小坂、貝原、宮崎で組んだ第3レース。Team UKYO SAGAMIHARAは1対1で選手をぴったりマークする戦略をとってきたが、宇都宮ブリッツェンが一枚上手だった。まずコーナー上部から鮮やかなスプリントを見せた貝原が1ポイント。続いて阿部がイン側からアタックするが、追走の吉岡直哉選手に競り負け1ポイントを獲られてしまう。次に小坂が仕掛けて、さらに宮崎がチーム力で外から差し込んでポイントを獲得。そのまま逃げる宮崎が逃げ切って2ポイント目。3-1で宇都宮ブリッツェンが勝利。
【第4レース】那須ブラーゼン vs 宇都宮ブリッツェン
昨年の「Round3 宇都宮ステージ」で優勝した那須ブラーゼンとの地元栃木ダービーとなった最終第4レース。阿部、小野寺、貝原、宮崎の編成で登場すると、最初の駆け引きから宮崎、小野寺が飛び出す。那須ブラーゼンもすかさず2名がマークについた。その脇から様子をうかがっていた阿部が1ポイントを奪い、さらにペダルを踏み込み2ポイント目もゲット。2-0になったファイナルラップでは宮崎が単騎で後続との差を広げ、宇都宮ブリッツェンに4勝目をもたらした。
バンクリーグは8月3日に別府競輪場(大分県別府市)で西予選を行い、8月14日に京都向日町競輪場(京都府向日市)で決勝戦を開催する。宇都宮ブリッツェンは東予選で無敗の4勝、1位での決勝進出を決めた。2位のレバンテフジ静岡も決勝を走る。
1週間前の全日本選手権では酷暑の中を走った選手たち。宇都宮ブリッツェンのチーム拠点からもほど近い宇都宮競輪場でのバンクリーグで、暑さも吹き飛ぶ快走を見せてくれた。