【第2ステージ後の監督・清水裕輔のコメント】
例年と違い、難しい展開だった。実力同士のぶつかり合いとなり、増田が前で展開してくれた。うちが単騎という局面の中で、最後よく頑張ってくれた。ほかのメンバーも逃げに挑戦してくれた。また明日、最終ステージをしっかりやっていきたい。及川がDNFとなり、明日は3人で戦うが、増田が総合上位に入っている。すべての要素をひとつひとつよく見て、できることをやっていきたい。
【第2ステージ後の増田成幸のコメント】
最初の20人の大きな逃げグループに、キナンが何人か乗せていたので、今日はキナンに有利なレースになるなと思って走っていた。チームは4人だし、上れる選手は僕と小野寺しかいないので、序盤は大事に進めた。札立峠の7㎞のきつい、勝負どころの上りで、阿部が僕と小野寺をいい位置で連れて行ってくれ、上り口はストレスなく入れた。そこで、TOJの上位2人であるベンジャミン選手とアール選手(ともにチーム右京)の攻撃が始まった。そこからは少し遅れてしまったが、ルバ選手(キナン)、小林選手(マトリックス)と山頂を超えることができ、札立峠を下りきってしばらくしたら先頭に追いつくことができた。そこからは、最後の勝負に向けてうまく立ち回ったつもりだったが、最後は少し力が足りなかった。明日の最終ステージも危険なコースで、例年、逆転劇が起こりやすいステージなので、自分も逆転できるような走りをしたい。ステージ優勝も、阿部、小野寺が狙えると思う。両方を見据えてみんなで頑張っていきたい。
【第2ステージ 区間賞 リザルト】
1位:レオネル・アレクサンダー・キンテロ・アルテアーガ(ベネズエラ、マトリックスパワータグ) 2:38:50
2位:ネイサン・アール(オーストラリア、チーム右京) +0:00
3位:小林海(マトリックスパワータグ) +0:00
7位:増田成幸 +0:00
20位:小野寺玲 +2:30
50位:阿部嵩之 +7:41
DNF:及川一総
【第2ステージ終了後 個人総合時間賞 リザルト】
1位:ネイサン・アール(オーストラリア、チーム右京) 5:10:01
2位:小林海(マトリックスパワータグ) +0:05
3位:レオネル・アレクサンダー・キンテロ・アルテアーガ(ベネズエラ、マトリックスパワータグ) +0:06
5位:増田成幸 +0:06
20位:小野寺玲 +2:36
45位:阿部嵩之 +7:45
DNF:及川一総
【第2ステージ終了後 団体総合時間賞 リザルト】
1位:マトリックスパワータグ 15:30:25
2位:キナンレーシングチーム +1:10
3位:チーム右京 +1:14
6位:宇都宮ブリッツェン +10:07
【リーダージャージ】
個人総合時間賞 ネイサン・アール(オーストラリア、チーム右京)
ポイント賞 窪木一茂(チームブリヂストンサイクリング)
山岳賞 山本大喜 (キナンレーシングチーム)
新人賞 湯浅博貴(ヴィクトワール広島)