【第3ステージ後の監督・清水裕輔のコメント】
天気がひどく悪く、総合上位勢の動きもあって、激しい1日だった。チームとしては増田を含めて、全員で逃げを狙う作戦で臨んだが、さすがに増田に対してのマークが厳しく、なかなか抜け出すことができなかった。そんな中、宮崎もマークされているにもかかわらず、うまく勝ち逃げに乗れた。ただ、ワントラブルでチェーンを落としてしまい、集団に戻らざるを得ず。チェーンを落とした時点で逃げは先行し、手遅れになってしまったことは残念だった。ひとつのトラブルでステージ優勝は厳しい展開になってしまったが、明日に向けて切り替えられたかと思う。コンディションは悪くないので、明日もう一度、ステージ優勝に挑戦したい。
【第3ステージ後の宮崎泰史のコメント】
1、2周目のアタックの打ち合いがすごくて、僕もかなり参加したが、なかなか行かせてくれる感じがなかった。コースも決め手になる箇所がなく、力づくで決めてやるという雰囲気もなかった。そこで、勝てる逃げを冷静に判断する作戦に切り替え、実際に最後の逃げはトンネルの通過も利用して飛び乗り、結果的にはその逃げが決まったが、チェーンを落としてしまい、集団に戻る形になった。プロトンはチーム右京がコントロールしてくれていたので、無事に完走するというマインドにスイッチした。明日の東京ステージもしっかり完走して、新人賞のホワイトジャージは守りたい。コースはステージ優勝をチームで狙えるものなので、小野寺さん中心に組み立てていくのではないかと思っている。
【第3ステージ 区間賞 リザルト】
1位:岡篤志(EFエデュケーション・NIPPO デヴェロップメントチーム) 2:33:37
2位:レオネル・キンテーロ・アルテアガ(ベネズエラ、マトリックスパワータグ) +0:01
3位:山本哲央(チームブリヂストンサイクリング) +0:01
28位:小野寺玲 +3:09
31位:宮崎泰史 +3:09
42位:増田成幸 +3:09
68位:阿部嵩之 +8:16
【第3ステージ終了後 個人総合時間賞 リザルト】
1位:ネイサン・アール(オーストラリア、チーム右京) 8:14:19
2位:ベンジャミン・ダイボール(オーストラリア、チーム右京) +0:07
3位:トマ・ルバ(フランス、キナンレーシングチーム) +1:36
4位:増田成幸 +2:41
9位:宮崎泰史 +4:57
26位:小野寺玲 +16:26
68位:阿部嵩之 +1:00:40
【第3ステージ終了後 団体総合時間賞 リザルト】
1位:チーム右京 24:48:51
2位:キナンレーシングチーム +6:10
3位:マトリックスパワータグ +6:26
4位:宇都宮ブリッツェン +18:14
【リーダージャージ】
個人総合時間賞 ネイサン・アール(オーストラリア、チーム右京)
ポイント賞 レオネル・キンテーロ・アルテアガ(ベネズエラ、マトリックスパワータグ)
山岳賞 ベンジャミン・ダイボール選手(オーストラリア、チーム右京)
新人賞 宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン)
▼富士山ステージ全リザルトはこちらを参照ください。
https://www.toj.co.jp/2022/sagamihara/?tid=100070#result
▼各総合成績はこちらを参照ください。
https://www.toj.co.jp/2022/result-time/