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2022/03/19 レース

【レポート】3/19(土) 第1回Jatco富士山サイクルロードレース大会・三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ

第1回Jatco富士山サイクルロードレース大会・三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ
▼開催日
2022年3月19日(土)
▼開催場所
富士市役所前特設周回コース(〒417-8601 富士市永田町1−100地先周辺)
▼出場選手
増田成幸、堀孝明、小野寺玲、中村魁斗、及川一総、宮崎泰史
▼レースレポート
3月19日・20日の2日間で開催される第1回Jatco富士山サイクルロードレース大会・三菱地所 富士クリテリウムチャンピオンシップ。静岡県富士市役所前に1周1.8kmの特設周回コースが用意された。
同大会はJBCF(全日本実業団自転車競技連盟)、JCL(ジャパンサイクルリーグ)、JICF(日本学生自転車競技連盟)の3団体の選手によるクリテリウム大会チャンピオンを決める大会となる。
初日は15周/27kmで各団体ごとに15周/27kmで競う予選を行い、各組上位25名が20日の決勝に進出できる(各組25位〜45位は交流戦へ)。宇都宮ブリッツェンが登録するJCLでは9チームが参加した。
リラックスした表情でウォームアップする師弟関係の増田&堀
宇都宮ブリッツェンからは増田成幸選手、堀孝明選手、小野寺玲選手、中村魁斗選手、及川一総選手、宮崎泰史選手の6名がエントリーされ、全選手の決勝進出を目指した。前日は雨に見舞われ、ローラー台で汗を流した宇都宮ブリッツェンの手たち。19日は曇り空の下、スタートが切られた。
ジャパンサイクルリーグ組の予選がスタート。
序盤はチーム右京 相模原やレバンテ富士静岡など集団スプリントに持ち込みたくないチームがレースを積極的に動かす。後半に入ると細かいアタックが繰り返されたが、宇都宮ブリッツェンやSparkle Oita Racing Teamがすかさずチェックを入れて大きな動きがないまま周回を重ねた。
危険な逃げを積極的にチェックする宮崎。
終盤に増田成幸選手の他、小石祐馬選手(チーム右京 相模原)、佐野淳哉選手(レバンテ富士静岡)ら有力選手を含んだ8名ほどの逃げグループが形成される場面もあったが吸収され、ゴールは大集団のスプリント勝負にもつれ込んだ。スプリントを制した佐藤信哉選手(VC福岡)が予選1位通過となった。
大きな落車もなく無事にゴール。小野寺、中村が上位でゴールを果たす。
宇都宮ブリッツェンは小野寺玲選手の4位がチーム最高位。7位に中村魁斗選手、19位に増田成幸選手、20位に宮崎泰史選手が入り、4名が20日の決勝へと駒を進めた。
チーム全員の予選通過を狙ったが堀孝明選手は34位、及川一総選手は48位で予選敗退となった。
【リザルト】
1位:佐藤信哉/VC福岡 0:38:24.510
2位:孫崎大樹/Sparkle Oita Racing Team +0:00
3位:本多晴飛/チーム右京 相模原 +0:00
4位:小野寺玲 +0:00
7位:中村魁斗 +0:00
19位:増田成幸 +0:00
20位:宮崎泰史 +0:00
34位:堀孝明 +0:01
48位:及川一総 +0:02
常に集団の前方を位置しながらもゴールでは7位で予選通過と好調をアピールした中村
クリテリウムスペシャリストの小野寺は余裕を感じさせる走りで流石の予選突破を見せた
まだ経験値が浅い若手の及川は集団内でのポジショニングに課題が見える。
終盤に逃げを見せるがゴール勝負で後方に埋れてしまった堀
予選通過出来ず、悔しさを見せる堀(手前)と及川(奥)