レースは1周目から高速ラップを刻み、早くも集団はバラけ始めます。 2周目には宮崎選手を含む10名程が先頭グループを形成。
さらに貝原選手を含む4名が合流し、16名の先頭集団となります。 後方集団に取り残された及川選手は追走を試みるもドロップ、
小坂選手、中村選手も序盤からの高速ラップに対応できず後方グループで我慢の走りを続けます。
先頭集団は高速ラップを刻み続け、徐々に人数を減らし、残り2周で、宮崎選手(宇都宮ブリッツェン)、石原選手(JAVA kiwi atlantic)、小林選手,安原選手(マトリックスパワータグ)の4名に絞られます。
2名を残すことに成功したマトリックスパワータグの波状攻撃が繰り返されますが、先頭4名のまま最終回に突入。勝負所の上り坂までアタックが繰り返されるも、最後は4名のままゴールスプリントへ。
残り300m、一瞬の隙をついて宮崎選手が早めのスプリントを仕掛け、 3名を完全に引き離しかけたように見えましたが、
ゴールライン直前で石原選手にかわされれて僅差の2位でゴール。
今季初レースで2位に入り、早くも期待の新人が今後の活躍を予感させるレースとなりました。
《宮崎選手のコメント》
今日は86キロと短いレースでしたので、強い選手がアタックしたら自分でも積極的に反応していこうと思っていました。
一度16人ぐらいの逃げが決まって、その後、マトリックス2名、石原選手(JAVA kiwi atlantic)と僕の4名になりました。
4名になってからマトリックスが攻撃を仕掛けて来ましたが、我慢しながら対応して、ゴール勝負に持ち込むことができました。
少し早めに仕掛けてしまい、最後は石原選手にかわされてしまいましたが、ブリッツェンとして今シーズン初のレースだったのと、
チームに自分の存在感を示せたのは良いかと思いました。
《清水監督のコメント》
今日は結果的に2位と惜しいレースとなりましたが、レース全体としては捉えれば宮崎選手がいい走りをして、今後に大きな期待も持てました。
一方で各選手の課題も見えつつ、強化しなくてはいけない部分も見えてきたと思うので、開幕戦に向けて更なる強化をしていきます。
《試合結果》
1位 石原悠希(JAVA kiwi atlantic)
2位 宮崎泰史(宇都宮ブリッツェン) st
3位 小林海(マトリックスパワータグ) st
4位 安原大貴(マトリックスパワータグ) +2s
5位 MANCEBO PEREZ Francisco(マトリックスパワータグ) +30s
6位 谷順成(那須ブラーゼン) +30s
29位 及川一総(宇都宮ブリッツェン) +5m46s
42位 中村魁斗(宇都宮ブリッツェン) +8m42s
47位 小坂光(宇都宮ブリッツェン) +8m48s
DNF 貝原涼太(宇都宮ブリッツェン)