宇都宮ブリッツェン所属であり、現・台湾王者のフォン・チュンカイ選手が、タイ・ピサヌロークで開催される アジア選手権大会のタイムトライアル、ロードレース(男子エリート / 台湾代表) に出場します。
【開催日】
2月11日(火)タイムトライアル
2月16日(日)ロードレース
【出場選手】
フォン・チュンカイ選手
【関連サイト】
https://www.uci.org/competition-details/2025/ROA/76099
▼アジア選手権に向けてフォン・チュンカイ選手のコメント
近々の2週間、タイ・チェンライにあるナソンリゾートでトレーニングキャンプに励んでいます。
1日あたり180〜200kmを走り込み、新城幸也選手やモンゴル国内チャンピオンのビルグンジャルガル・エルデネバト選手をはじめ、実力あるライダーたちと共に、バイクペーサーや登りで高強度の練習を行なってきました。毎日がレースさながらの緊張感と充実感があり、まさに私が求めていたトレーニング環境です。
個人タイムトライアル(TT)は、サーキットコースで行われるため、風向きが刻一刻と変化する可能性があります。当日の天候に合わせて、柔軟に対応することが鍵となるでしょう。コース自体はテクニカルなコーナーが少なく、比較的安全なレイアウトですが、高速レースになると予想しています。そのため、Wahooのサイクルコンピューターを使いながら自分のペースをしっかりコントロールすることが重要です。タイに来る前に、メリダの「Time Warp TT」バイクをレース機材と共にテストし、早めに筋肉の調整ができたおかげで、現在は非常に良い感触を得ています。
ロードレースでは、集団の前方でレースを展開することが最善の策だと考えています。
そのためには、チームメイトと連携しながら常に警戒を怠らず、状況に応じて素早く対応できるよう準備を整えておく必要があります。ラインレースであることを考えると、過去の経験から逃げが成功する可能性も十分にあるでしょう。また、最後の登りが厳しいと聞いているため、TTの後にコースの重要なセクションを試走し、最終的なレース戦略を練る予定です。
今回のトレーニングキャンプを通じて、体力だけでなくメンタル面も鍛えられており、今後のレースに向けて自信が深まっています。引き続き、自分自身と向き合いながら、ベストな状態でレースに臨めるよう準備を進めていきます。
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