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2024/05/23 レース

【レポート】ツアー・オブ・ジャパン 2024(UCIアジアツアー2.2)  第5ステージ信州飯田

【レポート】ツアー・オブ・ジャパン 2024(UCIアジアツアー2.2)  第5ステージ信州飯田

 

▼開催日

2024年5月23日(木)

 

▼スタート

下久堅小学校グラウンド前(⻑野県飯田市下久堅940-1)

 

▼フィニッシュ

下久堅小学校グラウンド前

 

▼出場選手

谷 順成

フォン・チュンカイ

ジェシット・シエッラ

ルーベン・アコスタ

武山晃輔

花田聖誠

 

▼競技概要

下久堅小学校グラウンド前→周回コース〜下久堅小学校グラウンド前

10.8km + 12.2km × 9周回+0.3=総距離120.9km

出走: 85名(16チーム)

スタート時間:10:00

 

▼レースレポート

 

ツアー・オブ・ジャパンも後半戦に突入。5日目は、長野県飯田市を舞台に行われた。山岳ポイントは1つだが、フィニッシュ手前も上り。総合にも変化が出る可能性がある厳しいコースレイアウトだ。

 

レースはリアルスタート直後に、谷とアスタナアスタナ カザクスタン ディベロップメント チームの選手が早速アタックする。しかし、他のチームも追走。結局、15人の逃げが出来上がった。

 

メンバーは、ニコラス・ヴィノクロフ選手、マックス・ウォーカー選手(ともにアスタナアスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)、ルーク・バーンズ選手(チーム ブリッジレーン)、アレクサンドロス・アグロティス選手、ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア選手(ともにマトリックスパワータグ)、今村駿介選手(日本ナショナルチーム)、ヒュー・バックジョーンズ選手、ディラン・ウェストリー選手(ともにセント パイラン)、コンフォブ・ティマチャイ選手(ルージャイ インシュアランス)、入部正太朗選手、中井唯晶選手(ともにシマノレーシング)、久保田悠介選手、レオネル・キンテロ・アルテアガ選手(ともにヴィクトワール広島)、ライアン・カバナ選手(キナンレーシングチーム)、岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)。ブリッツェンは、メイン集団に控え終盤に備える形となった。

 

レース中盤になると、逃げからドロップする選手が続出する一方、メイン集団は、ペースアップ。コントロールはリーダーチームのJCL TEAM UKYOが中心だったが、そこに武山も加わり前を追いかけた。

ラスト1周、先頭で粘っていたニコラス・ヴィノクロフ選手、ウォーカー選手、バーンズ選手、カバナ選手、バックジョーンズ選手をメイン集団が吸収。ただ、メイン集団もペースアップにより人数が絞られおり、その数は約50人。ブリッツェンからは谷とジェシットが残っている状況だった。

 

振り出しに戻ったレース。その状況から動いたのは、レース開始後から逃げていたニコラス・ヴィノクロフ選手だった。一つになった集団からアタックし単独で先行。そこにベンジャミン・ダイボール選手(ヴィクトワール広島)が追いつき、先頭は2人となる。一方、この動きで後ろは割れてサバイバルな展開となっていた。

 

残り1kmでも先頭はニコラス・ヴィノクロフ選手とダイボール選手だったが、そこからヴィノクロフ選手がアタックし、フィニッシュラインをトップで通過した。

 

ブリッツェンの最高位はジェシットの34位。ルーベンは総合順位を落とし、ブリッツェンの総合トップはジェシットの27位となった。なお、花田は落車の影響もありレースを降りた。

 

明日は総合を大きく左右する富士山ステージ。ブリッツェンにとっても勝負どころだ。

【谷順成のレース後コメント】

今日は総合が動きやすいステージだと思ったので、ルーベン選手、ジェシット選手の総合を守りながら明日の富士山ステージに繋げようと走った。しかし、激しいレースになりチームとして上手くいかなかった部分が多かった。自分自身の動きで反省する点も多かったので、しっかり修正して明日のレースに挑みたい。

▼第5ステージ区間賞 リザルト

1位 ニコラス・ヴィノクロフ(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム) 3h02’43”

2位 ダヴィデ・トネアッティ(アスタナ カザクスタン ディベロップメント チーム)+0’03”

3位 ベンジャミン・ダイボール(ヴィクトワール広島) +0’03”

 

34位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン) +1’08”

42位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +2’22”

62位 フォン・チュンカイ(宇都宮ブリッツェン) +11’33”

67位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン) +11’33”

70位 武山晃輔(宇都宮ブリッツェン) +14’00”

DNF 花田聖誠(宇都宮ブリッツェン)

 

 

 

▼第5ステージ終了後の個人総合時間賞 リザルト

1位 ジョバンニ・カルボーニ(JCL TEAM UKYO) 12h04’51”

2位 アナトリー・ブディアク(トレンガヌ サイクリング チーム) +0’15”

3位 カーター・ベトルス(ルージャイ インシュアランス) +0’18”

 

27位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン) +2’59”

39位 谷順成(宇都宮ブリッツェン) +10’43”

42位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン) +13’22”

67位 フォン・チュンカイ(宇都宮ブリッツェン) +30’32”

71位 武山晃輔(宇都宮ブリッツェン) +33’10”

 

※全リザルトは下記URLをご参照ください。
https://toj.co.jp/2024/shinshu_iida/?tid=100184