【レポート】ツール・ド・熊野 2024(UCIアジアツアー2.2) 第3ステージ
▼開催日
2024年5月12日(日)
▼スタート&フィニッシュ
くじら浜公園
▼出場選手
谷 順成
フォン・チュンカイ
ジェシット・シエッラ
ルーベン・アコスタ
武山晃輔
▼レース距離
104.3km
0.7km=パレードラン
9.8km + 10.5km × 9周
▼レースレポート
ツール・ド・熊野の最終日、3日目のレースは、くじら浜公園を発着点とする太地半島周回コース。1周10.5kmを10周する。なお、スタートから0.7kmのパレードランを終えた後、リアルスタートで残りの9.8kmを走り、その後10.5kmを9周する形だ。合計は104.3km。アップダウンもあるコースだ。
総合は秒差の戦いで、2周目完了時、5周目完了時のスプリントポイントで与えられるタイム・ボーナスもポイント。1-3位以内に通過した選手は、総合から3、2、1秒マイナスされる。また、フィニッシュの上位3人も総合から10、6、4秒マイナスされる。
レース前、武山も「各チーム、選手がこのタイム・ボーナスを狙って激しい展開になり、逃げが決まらず秒差の争いになると思う」と語っていた。
レースはスタートからリーダーチームのJCLチーム右京が集団をコントロール。2周目完了時のスプリントポイントは、アレクサンドロス・アグロティス選手(マトリックスパワータグ)、岡篤志選手(JCLチーム右京)、レオネル・キンテロ選手(ヴィクトワール広島)の順で通過。ルーベンは惜しくも5位通過となった。その後は、複数人の逃げができそうな場面もあったが集団が吸収。決定的な動きがないままレースは進む。
レースが動いたのは5周目。ホセ・ビセンテ・トリビオ・アルコレア選手(マトリックスパワータグ)、山本元喜選手(キナンレーシングチーム)、フィンレー・ウォルシュ選手(キャッシュ・パー・クップ)による逃げが決まる。その後のスプリントポイントは山本選手、ホセ選手、ウォルシュ選手が通過した。
6周目では、寺田吉騎選手(シマノレーシング)、カーター・ベトルス選手(ルージャイ・インシュランス)がジョインし逃げは5人に。7周目ではウォルシュ選手が遅れ4人になる。タイム差は約40秒。メイン集団はJCLがコントロールし、ブリッツェンを含む各チームがスプリント勝負に備える。
先頭4人とメイン集団とのタイム差は徐々に縮まり、いよいよ最終周回。逃げ集団は独走勝利を狙うが、最終盤でメイン集団が吸収し、スプリント勝負へ。岡本隼選手(愛三工業レーシングチーム)がフィニッシュラインをいち早く通過した。ブリッツェンの最高位は、ルーベンの5位だった。
3日間のレースを終え、総合では谷が9位、ルーベンが10位。UCIポイント獲得の目標を達成した。
また、ブリッツェンはチーム総合順位で3位に入った。チーム総合順位は、各ステージの各チーム上位3人の時間の合計によって争われる。つまりブリッツェンは、上位3選手がいいタイムでフィニッシュできたということ。チーム力が上がっているともいえるだろう。
【谷 順成選手のレース後コメント】
「昨年は、台風の影響もあり2日間で開催された。今年はコースもリニューアルされ3日間ともハードなコースだった。僕に関しては、ルーベン選手やジェシット選手がいたおかげで、1日目から積極的に動くことができた。1日目の中間スプリントポイントで獲得した1秒が総合トップ10に繋がったので、昨年よりいい走りができたと思う。ただ、もう少し自分が上手く走れていれば優勝に近づけたと思うので、しっかり反省していきたい。ルーベン選手やジェシット選手は強いが、フォン・チュン・カイ選手と武山選手がサポートしてくれてそのおかげで戦えたと思う。今回、花田選手が下りてしまった(第1ステージでDNF)が、6人いればもっと戦えると思うので、チーム力を上げていきたい。また、全日本選手権では、日本人だけで戦わないといけない。今日のステージで勝った愛三工業レーシングチームやキナンレーシングチームと渡り合わないといけないので、まずはそれまでの期間に個々の力をあげたい。僕自身も優勝を目指したいと思っているので、彼らと渡り合えるような力をつけたい」
▼第3ステージ リザルト
1位 岡本隼(愛三工業レーシングチーム)2h31’43”
2位 岡篤志(JCLチーム右京)+ 0”
3位 クドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン(トレンガヌ・サイクリングチーム)+ 0”
5位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン)+ 0”
20位 谷順成(宇都宮ブリッツェン)+0”
29位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン)+0”
56位 フォン・チュン・カイ(宇都宮ブリッツェン)+5’50”
DNF 武山晃輔(宇都宮ブリッツェン)
▼総合 リザルト
1位 岡篤志(JCLチーム右京) 8h11’09”
2位 クドゥス・メルハウィ・ゲブレメディン(トレンガヌ・サイクリングチーム)+ 0’11”
3位 山本大喜 (JCLチーム右京)+0’14”
9位 谷順成(宇都宮ブリッツェン)+0’17”
10位 ルーベン・アコスタ(宇都宮ブリッツェン)+ 0’18”
16位 ジェシット・シエッラ(宇都宮ブリッツェン)+ 0’25”
52位 フォン・チュン・カイ(宇都宮ブリッツェン)+22’10”
▼ポイント賞 総合
1位 岡篤志(JCLチーム右京)
▼山岳賞
1位 小林海(マトリックスパワータグ)
▼チーム総合
1位 JCLチーム右京 24:34'21
2位 マトリックスパワータグ 24:34'21
3位 宇都宮ブリッツェン 24:34'28 +0'07
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