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2024/08/24 レース

【レポート】第39回シマノ鈴鹿ロード シマノ鈴鹿チームタイムトライアル

【レポート】第39回シマノ鈴鹿ロード シマノ鈴鹿チームタイムトライアル

 

▼開催日

2024年8月24日(土)

 

▼コース

三重県鈴鹿市 鈴鹿サーキット(1周5.8km × 4周 = 総距離23.2km)

 

▼出場選手

谷 順成

花田聖誠

本多晴飛

菅野蒼羅

▼レースレポート

 

シマノ鈴鹿ロードが今年もやってきた。子どもから大人までさまざまなカテゴリーのレースが行われる今大会は、まさに自転車の祭典。

 

ブリッツェンは、初日のチームタイムトライアル、2日目のロードレースクラシックにエントリーした。シマノ鈴鹿のチームタイムトライアルに関しては2連覇中、3連覇がかかったレースとなった。

 

チームタイムトライアルは、1チーム3~4人で構成。3人目のフィニッシュタイムが成績となるため、たとえば1人の選手が長くけん引しゴール直前で切り離すといった作戦をとることもできる。

 

レース前、キャプテンの谷は、「事前にチーム全体で、チームタイムトライアルの走りを合わせたかったが、メンバーが揃わなかったこともありぶっつけ本番になる。ただ以前ロードバイクで、チームタイムトライアルの練習をしたときに息があっていたので、今日は4人でコミュニケーションを取りながら走れば、いいタイムが狙えると思う」とコメント。

 

また、3連覇がかかっていることに関しては、「昨年(チームタイムトライアルの)メンバーとして走って歴代2位の記録で優勝、一昨年は歴代1位のタイムだった。今年のメンバーでこのタイムを目指し走れば優勝できると思う。力を合わせて、僕自身が引っ張って優勝に導きたいと思う」と話した。

レースは、10秒毎にチームがスタート。1周目はシマノレーシングがトップ、ブリッツェンは2番手で通過する。しかし、2周目はシマノレーシング、チームブリヂストンサイクリング、JCL TEAM UKYOに続く4番手に後退。2周目で、花田がドロップしたことにより、3人でフィニッシュを目指すことになる。

 

3周目完了時も4番手通過。その後も挽回することはできず、シマノレーシングが27分40秒74で優勝。ブリッツェンは、シマノから36秒90遅れで4位に。残念ながら表彰台獲得とはならなかった。

 

しかし、好材料もあった。レース後、キャプテンの谷は、「(最年少の)菅野がとても強かった」とコメント。それに対して菅野は、「(レースは)きつかったがオールアウトまでせず、調子の良さが確認できたので明日のレースが楽しみ」と力強い言葉を口にした。

 

翌25日、ブリッツェンはロードレースクラシックに出場する。スプリンター貝原涼太、今季絶好調の沢田時の走りに注目したい。

【菅野藍羅のレース後コメント】

 

自分自身、鈴鹿サーキットでチームタイムトライアルを走るのははじめてで、走る前はとても緊張したが、走りはじめてからはチームメイトと声をかけあって連携しながら走ることができた。1周目はとても良いペースで走れたが、2周目から上りなどでペース配分をミスし、その後はタイムを失ってしまった。チームで優勝を狙っていたので悔しい結果となったが、調子の良さも確認できたので、明日のロードレースではチーム一丸となって優勝を目指して頑張りたい。また、走っている最中は、谷キャプテンと晴飛さんから、上りを抑えて下りで踏むなどアドバイスをもらいモチベーションにもなった。今後に繋げていきたい。

▼リザルト

 

1位 シマノレーシング 27分40秒74

 

2位 JCL TEAM UKYO +0’01”32

 

3位 チームブリヂストンサイクリング +0’30”04

 

4位 宇都宮ブリッツェン +0’36”90

 

 

※全リザルトは下記URLをご参照ください。
https://matrix-sports.jp/lap/result.php?evt=240824_SSuzuka&ctg=053-1