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2024/12/01 レース

【レポート】JCX series 第7戦 弱虫ペダル Presents 松伏シクロクロス

【レポート】JCX series 第7戦 弱虫ペダル Presents 松伏シクロクロス

 

▼開催日

2024年12月1日(日)

 

▼スタート&フィニッシュ

まつぶし緑の丘公園(埼玉県北葛飾郡松伏町大川戸2606-1)

 

▼出場選手

沢田 時

 

▼競技概要

まつぶし緑の丘公園特設コース 0.4km+2.5km✕9周 総距離22.9㎞

出走:91名

スタート時間:14:05

▼レースレポート

 

現全日本チャンピオンの織田聖選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が大会監修を務め、今年で第2回目の開催となる松伏シクロクロス。次戦が2週間後の全日本選手権(宇都宮開催)とあって、その前の最後の調整レースにもなるため、どの選手もレース前から集中した雰囲気が漂う。宇都宮ブリッツェンからは沢田時が出場した。

 

<レース前の沢田のコメント>

「去年初めて走ったが、ハイスピードなコースで、上りもかなり多いという印象。今年も上りの多さは変わらず。ただ今年はところどころに泥があり、テクニカルな要素もあるため、かなり難しいコースだなと思っている。練習はしっかり積んできて、コンディションはいい。全日本に向けてどんどん仕上がっていると感じる。全日本前の最後のレースということで、きついコースの上にメンバーも揃っているので、全日本に向けて最後の出し切りだと思って頑張りたい。織田選手の地元レースということで、徹底的にマークしたい。もちろん勝ちたいが、とにかくすべては全日本に向けてなので、今日はできるだけ長く先頭集団に絡んでいければ合格かと思っている。今日は深く考えず、シンプルについていきたい」

 

ライバルたちはいつもの通り、織田選手をはじめ、 副島達海選手(大阪産業大学)、柚木伸元選手(日本大学)あたりだが、このところ高橋翔選手(日本体育大学)も目立ってきているので注視したい。

秋晴れの中、14時5分にスタートが切られ、ホールショットは柚木選手が取り、次いで副島選手、3番手に沢田。織田選手は6番手辺りに沈む。1周目を終えたときにはこの4人が先頭集団になっており、そのまま2周目に入るが、沢田がじわりと遅れ始め、逆に高橋選手が追い上げてくる状態に。4周目には織田選手が単独で飛び出すと、2番手副島選手、3番手柚木選手とバラバラになり、沢田は高橋選手と4番手パックに。それぞれはそれほどタイム差をつけてはいなかったが、5周目には織田選手がもう1つギアを上げてトップを爆走し、一方、沢田はシケインで落車をして高橋選手から遅れてしまい、苦しい展開となった。

 

沢田は苦しい表情を見せながら5位の位置を単独で走り、全9周中7周目には前を行く高橋選手から30秒遅れてしまい、その差をなかなか詰められない。8周目には宇賀隆貴選手(SHIDO-WORKS)に追いつかれ、しばらく2人で走るが、多くのブリッツェンファンの声援に後押しされ、5位でフィニッシュとなった。

【レース後の沢田時のコメント】

率直に言うと、良くないレースだった。追い込み切ることもできず、集中することが難しいレースだった。そんな中でも、この会場は見通しが良いコースだったので、沿道の声援に励まされながらゴールまで走ることができた。落車の影響はそこまでなかったと思う。落車をしても、前を詰める脚がいつもならあるはずなのに、一緒に4位争いをしていた高橋選手からも遅れてしまった。そこで単独になってしまってからは、気持ち的にも難しかった。シケインは一度転んだが、あとはクリアできていた。そこは自信になった。正直、夏の疲れが抜け切れないままきてしまっているので、なかなか難しいシーズンにはなってしまっている。しかし、宇都宮の全日本まではやり切ると決めているので、2週間と時間がないが、思い切ってリフレッシュし、気持ち的にワクワクする状態で臨めれば、それがベストかと思っている。

 

 

▼リザルト

 

1位 織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) 0h56'04'’

2位 副島達海(大阪産業大学)+0’27”

3位 柚木伸元(日本大学) +0’28”

 

5位 沢田時(宇都宮ブリッツェン) +2’13”

 

※全リザルトは下記URLからダウンロード可能です。

https://x.gd/zYqpP