▼レースレポート
現全日本チャンピオンの織田聖選手(弱虫ペダルサイクリングチーム)が大会監修を務め、今年で第2回目の開催となる松伏シクロクロス。次戦が2週間後の全日本選手権(宇都宮開催)とあって、その前の最後の調整レースにもなるため、どの選手もレース前から集中した雰囲気が漂う。宇都宮ブリッツェンからは沢田時が出場した。
<レース前の沢田のコメント>
「去年初めて走ったが、ハイスピードなコースで、上りもかなり多いという印象。今年も上りの多さは変わらず。ただ今年はところどころに泥があり、テクニカルな要素もあるため、かなり難しいコースだなと思っている。練習はしっかり積んできて、コンディションはいい。全日本に向けてどんどん仕上がっていると感じる。全日本前の最後のレースということで、きついコースの上にメンバーも揃っているので、全日本に向けて最後の出し切りだと思って頑張りたい。織田選手の地元レースということで、徹底的にマークしたい。もちろん勝ちたいが、とにかくすべては全日本に向けてなので、今日はできるだけ長く先頭集団に絡んでいければ合格かと思っている。今日は深く考えず、シンプルについていきたい」
ライバルたちはいつもの通り、織田選手をはじめ、 副島達海選手(大阪産業大学)、柚木伸元選手(日本大学)あたりだが、このところ高橋翔選手(日本体育大学)も目立ってきているので注視したい。