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2024/11/11 レース

【レポート】JCX series 第4戦 Champion System presents 幕張クロス24-25

【レポート】JCX series 第4戦 Champion System presents 幕張クロス24-25

 

▼開催日

2024年11月10日(日)

 

▼会場

千葉県美浜区幕張海浜公園Gブロック特設コース(千葉県千葉市美浜区ひび野2丁目116)

 

▼出場選手

沢田 時

 

▼競技概要

レース周回:10周

出走人数:89人

スタート時間:14:20

▼レースレポート

 

ロードレースチームがツール・ド・おきなわ参戦(使用する道路が冠水したためスタート後中止に)のため沖縄県にいる中、先週に続き沢田はシクロクロスに出場した。

 

レース前のコメント
「いよいよ11月に入ってシクロクロスに集中できている。ここまでの3戦、課題を持って少しずつ修正してきていいコンディションできょうを迎えられている。副島(達海)選手(大阪産業大学)はきょうも積極的に行くと思うので、自分もそれに負けず先頭に立とうと思っている。あまり意識しすぎずレースの主導権を逃げる思いで走っていきたい。今回のコースを走るのは7~8年ぶり。当時はマウンテンバイクしかしておらずハイスピードなコースに苦手意識があったが、ここ数年ロードレースにも取り組み、今回のような平坦で流れるコースも得意になってきた。試走したところ路面も軽くハイスピードなコースなので自分としてはいい印象。サポーターからは試走のときから『頑張って』と声をかけていただいた。今日も自分らしくレースの主導権を握る思いで頑張っていきたい」

 

午後2時20分にレースがスタート。沢田は最後尾からのスタートとなったため、最初に先頭の選手との差を詰めることが求められた。ロードレースと違い短時間で決着がつくシクロクロスはスタート時点での差が、後々に大きな影響を及ぼす。早いうちに追いつくことが絶対に必要になる。

 

2周目、スタート時の差をリカバリーして先頭グループに追いついた沢田。先頭は沢田、注目の副島選手、高橋翔(日本体育大学)で形成される。

 

3人の中で積極的だったのが副島選手。沢田と高橋選手は副島選手に食らいつく形となる。沢田にはロードレースで鍛えた能力がある。大きく遅れさえしなければ優勝のチャンスは十分にある。

 

しかし、6周目でアクシデント発生。パンクによりバイクチェンジを余儀なくされる。副島選手は7周目でアタックして単独先頭に。高橋選手が2位、沢田は40秒遅れと非常に厳しい状況。結局、その後も差は詰まらず、副島選手が優勝。高橋選手は2位、沢田は1分4秒遅れの3位でフィニッシュした。

 

この日は沢田の日ではなかったのだろう。ただ、諦めずに3位でフィニッシュし表彰台を獲得し、最低限のミッションはクリアした。最後まで諦めないのが沢田らしい。既に気持ちを切り替え、心は次のレースに向かっているはずだ。

【レース後の沢田時のコメント】

率直にいうとダメなレースだった。最初は先頭集団に入って展開できていたがずっとキツく、余裕がない中でパンクしてしまった。脚があれば(体力があれば)復帰できたと思うが、その後も差が開いてのゴールだった。最後までもどかしいレースとなった。(今後に向けて)自分自身は練習がしたくてたまらないが周りの人から『休んだ方がいいよ』と言われている。たしかに自分の走りを振り返ると今は休む時かなと思えた。レースは続くが、一度休んでみて調子がどうなるか。全日本まで1か月あるのでそこは仕切り直していきたい。(サポーターのみなさんには)つらいときこそ応援、サポートしてもらえて本当に自分は恵まれている選手だなと思う。結果でお応えできない時期が続き、いい走りが出来ず申し訳ないのですが、立て直してチームの地元の全日本選手権でいい走りができるように、そこに向けてしっかり整えていきます。懲りずに応援していただけたらうれしいです。

 

▼リザルト

 

1位 副島達海(大阪産業大学)58:32.480

2位 高橋翔(日本体育大学) +11”

3位 沢田時(宇都宮ブリッツェン) +1’04”

 

※レースリザルトは下記のURLからご確認ください。
https://makuhari.496chiba.com/wp-content/uploads/2024/11/ME1.pdf