▼レースレポート
白山2連戦の2日目となるこの日のレースは、気温が高く蒸し暑い中で行われた。距離は昨日の5倍以上、しかも昨日のレーススタート時間は16時40分。疲れも心配されたが、沢田にとっては関係ないよう。レース前には、「昨日のレースは終わるのが遅く逆にグッスリ寝られて、スッキリ起きられた」と頼もしい言葉を口にしていた。
そして、今日のレースについては「レース時間も長くなると思うので、しっかりペース配分をしていく必要がある。ライバルは絞りたくないが、昨日のレースをみていると宮津旭選手(OLIVE)が最も強力だと思う。今日も激しい戦いになると思うが、全日本選手権前の最後のレース。勝てるように走りたい」と語っていた。
レースは1周目で沢田、松本一成選手(TEAM RIDE MASHUN)、副島達海選手(大阪産業大学)が抜け出し、沢田は10分49秒05で1周目を完了する。
3周目、先頭は沢田と松本選手の2人に。その後ろに遅れた副島選手、セカンドパックとして沢田が警戒していた宮津選手、昨日2位に入った竹内遼(MERIDA BIKING TEAM)選手が続く。しかし、3周目完了時には、松本選手と沢田選手が先頭でライン通過。宮津選手と副島が約28秒遅れ、それ以降は約1分遅れとなっていた。