▼レースレポート
ちょうど1週間前に出場した前回のレースは、1分36秒差をつけて圧勝。沢田は、連勝を狙い今大会に挑むことになった。
渋滞もあり予定より大幅に遅れてレース会場に到着したものの、レース前の試走を終えた沢田の言葉は冷静そのもの。
「森の中、かなり細かくコーナーが続き抜きどころからないので、スタートが重要になると思う。(前日は雨だったことを受け)コースは乾いているかと思ったが1、2か所深い泥がありバイクに泥がつくポイント、土がめくれて滑りやすいコーナーがいくつかあった。また、今回出場する副島(達海)選手は第1戦でかなり苦しめられた。自分自身、今はシクロクロスに100%フォーカスして取り組めているので、今日はしっかりその中で勝てるよに頑張りたい」と力強く語った。
気温は約20度、青空が広がる中でスタートしたレース。ホールショットをとったのはライバル副島選手。そこに沢田が続き、早速、副島選手と沢田が先行する形となる。副島選手は土浦のレースで沢田に2分46秒差をつけて優勝。簡単に勝てる選手ではない。
2周目、先頭は沢田と副島選手。しかし、3周目で副島選手が単独先頭に躍り出る。その差は約18秒となった。