『三菱地所JCLロードレースツアー2021 第5戦 コーユーレンティアオートポリスロードレース』
2021年8月8日(日)、三菱地所JCLロードレースツアー2021 第5戦「コーユーレンティアオートポリスロードレース」が大分県オートポリスサーキットフルコースにて開催。
今回は全9チーム、合計53名が出走。宇都宮ブリッツェンから 増田成幸、阿部嵩之、堀孝明、小野寺玲、中村魁斗、及川一総 の6名が参加。
レース序盤から各チームによる競り合いが続き、ブリッツェンも積極的に前方でレースを展開させるが、雨天のサーキットコースという路面コンディションの悪いなかでのスピードレースのためか、完走人数14名というサバイバルレースに。
宇都宮ブリッツェンは単騎先頭集団で走り切った増田成幸選手の6位を最上位にレースを終えました。
オープンセレモニーでのチーム紹介
今日のレースコースは1周4.674㎞を25周する、総走行距離116.85㎞のコース。台風9号の影響を受け、天気は雨が降ったりやんだりの不安定な状況。序盤から各チームがジャブを撃ち合うような形で、競り合いが続く。宇都宮ブリッツェンはメイン集団前方で積極的にペースを上げていく。慣れないサーキットコース・視界の悪い雨天という状況もあってか、ペースについていけなくなった選手が集団からこぼれていく。
サーキットコースでのレースはJCL初。
10周回目に入ると集団が大きく割れる。及川は後方下がっていきここでリタイア。残る5名は集団前方に固まり積極的にレースを展開。10周回の周回賞を小野寺玲が獲得した。ここからは実力者ぞろいのチームたちによるサバイバルレースに。
12周回目にはメイン集団は23名ほどに。ブリッツェンは5名を乗せているが、前回表彰台を独占したキナンサイクリングチームは6名全員が残っている。15周回目の周回賞を増田成幸が獲得し、久しぶりのJCLレースで存在感をみせた。
集団前方で走る小野寺が10周回目の周回賞を獲得。
18周回に入ると7名の逃げ集団が形成される。追走集団が合流し、18周回を完了すると11名ほどの集団となるが、4名の選手を乗せているキナンに対しブリッツェンは増田1名だけになってしまった。安定したチーム力を見せたキナンの畑中勇介が20周回目の周回賞を獲得した。集団内で数的有利のキナンに対し他チームは1名ずつの状態に。
先頭集団に残るは増田のみ。
22周回目に入ると畑中が単独で飛び出し。集団との差を徐々に広げそのまま最終周回へ。1分半ほどの差をつけ、そのまま畑中が独走勝利を遂げる。2,3位争いは石原、山本と続き、宇都宮ブリッツェンは増田の6位を最上位にレースを終えた。
表彰式。入賞選手全員でのフォトセッション。
■リザルト
01位 畑中勇介/キナンサイクリングチーム 1:52:13
02位 石原悠希/チーム右京相模原 2:53:48(+1:35)
03位 山本大喜/キナンサイクリング2:53:49(+1:36)
…
06位 増田成幸 2:53:54(+1:41)
12位 小野寺玲 2:57:20(+5:07)
13位 中村魁斗 2:57:20(+5:07)
14位 阿部嵩之 2:58:50(+6:37)
DNF 堀孝明
DNF 及川一総
■リーダージャージ※7/21より各ジャージの名称が変更となりました
イエロージャージ(個人ランキングトップ) 畑中勇介(キナンサイクリングチーム)
ホワイトジャージ(新人賞) 宇賀隆貴(チーム右京相模原)
ブルージャージ(スプリント賞) 畑中勇介(キナンサイクリングチーム)
レッドジャージ(山岳賞) 山本元喜(キナンサイクリングチーム)
※正式なリザルト、リーダージャージについてはJCL公式ホームページをご確認ください。
■周回賞/敢闘賞
10周回賞 小野寺玲
15周回賞 増田成幸
20周回賞 畑中勇介(キナンサイクリングチーム)
敢闘賞 宮崎泰史(スパークルおおいたレーシングチーム)
■清水裕輔監督コメント
今日は今できる限りの走りをみんなしてくれました。
ただやはり最後は(キナンサイクリングチームの)チーム力に完敗だったなど思います。
最後増田選手はひとりになってしまいましたが、よくやってくれたと思います。
あの状況で勝利を狙うにはかなり難しい状況だったと思うので、改めてチーム力を上げていかないと今後厳しいかなと感じました。
次のレースに向けてもう一度仕切り直ししたいと思います。応援ありがとうございました。