2021年5月30日(日)、UCI公認国際自転車ロードレース『2021 Tour of Japan』第3ステージとなる、「東京ステージ」が開催。
本大会には全15チーム、71名が参加。宇都宮ブリッツェンからは 増田成幸、西村大輝、小野寺玲、中村魁斗、小嶋渓円 の5名が参加しました。
レース序盤から絶え間ないアタック合戦が続くなか、ブリッツェンはメイン集団前方で集団をけん引、5名の逃げ集団から飛び出した川野碧己（弱虫ペダルサイクリングチーム）と小林海（マトリックスパワータグ）の一騎打ちとなり川野が優勝を飾った。26秒ほど下った後方での3位争いとなる集団内でブリッツェンはフィニッシュ。小野寺玲選手の9位が最上位でレースを終えました。
リーダージャージ獲得者が最前列に並ぶ。
本日の「東京ステージ」は、大井ふ頭を16周回する、総走行距離112.0㎞、獲得標高50mのコースレイアウト。例年は日比谷公園からのパレード走行を伴ってのレースだったが、本年は大井ふ頭周回コース内のみでの開催となった。
パレードランスタートのようす。
レース序盤から各チームの激しいアタック合戦が繰り広げられるが、逃げては吸収されを繰り返し、集団のまま8周回を完了。レースは折り返しとなる。その後5名のアタックが決まり、ブリッツェンはメイン集団前方で集団をけん引し、タイム差を徐々に縮めていく。15周回に入るところで逃げ集団5名の中から川野碧己（弱虫ペダルサイクリングチーム）と小林海（マトリックスパワータグ）が飛び出しそのまま最終周回へ。そのままふたりを捕らえることはできず、川野が優勝。宇都宮ブリッツェンは後方で集団ゴール。今ステージでの表彰台は逃したものの、増田の個人総合時間リーダージャージを守り抜き、増田は個人総合時間賞、山岳賞を受賞し今年のTOJを終えた。
先行する逃げ集団を捕らえるべく、メイン集団前方で積極的に動くブリッツェン。
東京ステージでの最上位は小野寺の9位となった。
増田が2枚のジャージをキープ。個人総合時間賞・山岳賞を獲得した
■リザルト
01位 川野 碧己／弱虫ペダルサイクリングチーム 2:16:44
02位 小林海／マトリックスパワータグ 2:16:44
03位 沢田桂太郎／スパークルおおいた 2:17:10（＋0:26）
04位 黒枝咲哉／スパークルおおいた 2:17:10（+0:26）
05位 吉田隼人／マトリックスパワータグ 2:17:10（＋0:26）
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09位 小野寺玲 2:17:10（＋0:26）
11位 西村大輝 2:17:10（＋0:26）
23位 小嶋渓円 2:17:10（＋0:26）
27位 増田成幸 2:17:10（＋0:26）
56位 中村魁斗 2:17:30（＋0:46）
■リーダージャージ
個人総合時間賞 増田成幸（宇都宮ブリッツェン）ポイント賞 川野 碧己（弱虫ペダルサイクリングチーム）
山岳賞 増田成幸（宇都宮ブリッツェン）新人賞 留目夕陽（日本ナショナルチーム）
チーム総合優勝 マトリックスパワータグ
※正式なリザルト、リーダージャージについてはTOJ公式ホームページをご確認ください。
■増田成幸選手コメント
３日間のレースを無事に走り切って、無事個人総合優勝を決めることができました。この難しい状況の中で大会が開催されたことを選手一同感謝しています。今回は無観客での開催でしたが、また来年以降にまたレースで今回画面越しに応援してくださった皆様にお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。
■清水監督コメント
総合優勝の可能性があるなかで、しっかり結果を残してくれた選手たちは本当によくやってくれたと思います。初めてツアーレース、リーダーチームとして走る選手もいるなかで、増田・西村がリーダーシップをとって若い選手たちをまとめてくれました。若い選手たちもいい経験ができたと思います。失敗や反省もありましたが、それを糧に次に向けてさらに強くなっていきたいと思います。ありがとうございました。
